僕のうつ病 〜症状について〜

症状のこと
スポンサーリンク
スポンサーリンク

もしかしてうつかも?日常の「ちょっとした変化」に気づくヒント

うつ病というと
「気分が沈む」イメージが
強いかもしれませんが、
実はそれ以外にも、
日常の中で気づきにくいサインが
現れることがあります。
今回は、僕自身の体験をもとに、
「あれ?なんだか前と違うかも…」
と感じた変化を綴っていきたいと
思います。

頭がもやもやして、考えがうまくまとまらない

前はサクサクこなせていた仕事や会話が、
なんだか重たく感じる。
言いたいことがすぐに出てこなかったり、
頭の中がふわっとして集中できない。。。
そんな感覚が続くとき、
心がちょっと疲れているサインかもしれません。

僕は転勤による業務の引き継ぎで
色々な事を伝え聞きましたが、
一向に頭に入らず、
体ももちろん動きませんでした。

一番困ったのは道とパソコン操作でした。
「ここ、どうやって来たんだっけ?」
よく通っていた場所の道順が
急にわからなくなったり、
方向感覚に自信がなくなることもありました。
道と道が頭の中で繋がらず、
苦労しました。
また、パソコン操作も
うまくいかず、
毎日画面を眺めている時間が
かなりありました。

頭も心も働かず、引き継ぎも終わり、
その後休職までの2ヶ月で
仕事は溜まりまくってしまいました。

やることがあるのに、何から手をつけていいかわからない

やらなきゃいけないことがあるのに、
どれから始めればいいのかわからない。
全部が一気に重くのしかかってきて、
結局何もできないまま
時間だけが過ぎてしまう。
そんな状態に
今までなった事がありませんでした。
これは「優先順位をつける力」が
落ちてしまっているサイン
だったかもしれません。

また決断を下す力もなくなっていました。
優先順位も決断もできないので、
機械的に最低限やらなければ
いけない仕事のみ
だましだましやっていました。

いつものペースが、ゆっくりゆっくりになっている

話すスピードや動作、
思考のテンポが、
なんとなくゆっくりに
なっている気がしました。
人と比べてしまって
焦っていたのかもしれません。
物事すべてがスローリーな感じでした。

人と関わるのがしんどい

社内外色々な人と話すのがおっくうだったり、
メールの返信が面倒に感じたり。。。
前は楽しかった飲み会に足が向かなくなったり、
人といると疲れてしまうようになり
極力そんな場面を
避ける傾向にありました。

うまくできない自分に、みじめさや恥ずかしさを感じてしまう

仕事でミスが続いたり、
思うように動けなかったり。。。
そんなとき、
「なんで自分だけこんなにできないんだろう」
「まわりに見られるのが恥ずかしい」
と感じていました。
出来ない自分を責める感情ばかりでした。

今挙げたような状態が
負のスパイラルで延々と
続く感じでした。

おわりに:小さなサインを大切に

自分で書いてても
思い出すと辛くなりますね。。。

「気のせいかな?」
「ただの疲れかな?」
と思いがちな小さな違和感こそ、
心が出しているSOSかもしれません。
大切なのは、

とにかく何も考えずに
休める環境をつくること。
そして思いっきり
眠ること。

もし思い当たることがあれば、
ゆっくり休む時間をとったり、
信頼できる人や医療機関で
相談することを
おすすめします。

また、うつのサインは
とても個人的で、
目に見えにくいもの。
だからこそ、
「私だけじゃない」
「こう感じていいんだ」
と思える場所が大切です。

このブログも、
ほんの少しでも
そのきっかけになれたら
うれしいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました